大企業における生成AI活用の実態とは?
テックタッチ株式会社(以下、当社)は、2024年に生成AIを活用している大企業(従業員数1,000人以上)を対象に、大企業における生成AI活用の実態調査を実施しました。
その結果、大企業における生成AIの使用実態と様々な課題が浮き彫りとなりました。
まず、「あなたは、業務上、ChatGPTなどの生成AIをどのくらいの頻度で使用していますか。」との質問には、「週に数回使用している」と回答した割合は、33.4%となっています。
「月に数回使用している」「ほとんど使用していない」という回答は、併せると40%以上となっており、未だ日常的にビジネス活用できる状況にはないことが伺えます。
生成AI活用に関する課題感とは?
生成AIの活用について、課題感の調査を進めたところ、回答者の約80%が活用において何らかの課題を感じていることが明らかになりました。
では、生成AI活用について、具体的にどのような課題があるのでしょうか?
課題を感じている方に調査をしたところ、「どのように活用するのかが一覧でわからない」(49.8%)、「AIの生成結果が意図通りでない」(41.6%)、「インターフェースが直感的でなく、使い勝手が悪い」(39.1%)という回答となりました。
つまり、AI活用の課題を解決するためには、業務での具体的な活用例を明確に提示したり、従業員が業務でストレスなくAIを活用できる環境を構築することが必要といえます。
大手企業向けのオーダーメイドAIプラットフォーム「Techtouch AI」
そのような課題を解決するために、当社は大手企業向けのオーダーメイドAIプラットフォーム「Techtouch AI」をリリースしました。
「Techtouch AI」は、AI機能に加え、UI/UXを個社にカスタマイズすることによって、ユーザーが迷わず適切な情報を呼び出せる機構を一気通貫で構築することが可能です。
システム活用に留まらず、「社内に溜まった有象無象の情報をどう活用していくか」という観点で、営業・マーケティング・バックオフィス業務など、幅広い業務領域におけるAI活用を支援します。
当社は、これまで数百社の大手企業向けにコンサルティングを行ってきた知見を活かし、各社のニーズに合わせたAIソリューションをオーダーメイドで提供いたします。また、当社のAI開発部隊が、企業がAI活用をスピーディに実現できるよう、必要に応じて業務効率化に資するアプリケーションの開発も行います。
「テックタッチ」とは?
テックタッチ株式会社は、DAPの「テックタッチ」を提供しています。
「テックタッチ」は、ユーザーの操作に応じてリアルタイムでナビゲートするガイドを、あらゆるWebシステム上に簡単に作成することができるサービスです。
これにより、従業員はシステム操作に迷ったり、誤操作・誤入力をすることがなくなり、システム管理者への問い合わせや申請の差し戻しを削減することができます。
また、定型業務を自動化できる機能もあることから、業務効率化にもつながります。
大手企業の情報システム部門や、経理部門をはじめ多くの企業に導入いただき、ユーザー数は600万人を超え国内シェアNo.1のサービスとなっています。